美野里のニラ - 農業生産法人 株式会社 東ヶ﨑ファーム
やわらかな食感、ほのかな甘み。
私たち東ヶ﨑ファームが作る「美野里のニラ」はその新鮮さが自慢です。
鮮やかな緑色をした幅広な葉には養分がたっぷり含まれているので、味も濃厚です。
濃厚で旨味がつまった「上等品のニラ」を作り続けられるよう、日々、ひと手間かけた土づくり、丁寧な手仕事を心がけています。
決して食卓の脇役ではなく、主役となる存在にすることが私たち東ヶ﨑ファームの使命です。
野菜づくりの基本は土づくりです。
雑草を駆除しながら、土を管理する農法が一般的ですが、東ヶ﨑ファームでは、敢えて雑草をそのままにし、土づくりに生かしています。雑草が生えているというのは、土が健康である証拠だからです。
土の成分を健康な状態にバランスよく保つため、連作を避け、ニラづくりの間に、イネ科やマメ科の牧草を植え、十分に休ませるようにしています。牧草を作ることによって土に多種類の微生物が増え、健康な土になるのです。
またその牧草を土と一緒に耕し「緑肥(りょくひ)」として、土に還元しています。こうした健康な土づくりが私たちの美味しいニラづくりにつながっています。
手摘み収穫
東ヶ﨑ファームでは、ニラの収穫は機械による刈り取りではなく、一株ひと株丁寧な手摘みで行っています。品質を保つため、ニラが傷まぬよう“手摘み”という方法でひと手間かけるのが私たちのニラづくりこだわりの一つです。
手作業の選別・包装
朝一番に手摘みで収穫されたニラは畑からほど近い管理棟で、十数名の専門スタッフが一つひとつ手作業で丁寧にニラを選別し、包装していきます。1日に700kgほどの新鮮なニラをその日のうちに毎日出荷しています。
美野里の名の由来
「美野里」という名は、小美玉市になる前の昔からのこのあたりの地名です。美しい野原の里で作ったニラです。
美野里のニラ
東ヶ﨑ファームがつくる「美野里のニラ」は、幅広で肉厚なのが特徴です。「夏ニラ」「冬ニラ」の2種類があり、一年を通じて出荷しています。
ニラには、ニラ特有の辛味成分であるアリシンをはじめ、βカロテン、ビタミンC、カリウム、葉酸、食物繊維など、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
アリシン
アリシンには強い殺菌効果、抗酸化作用があり、免疫力を高めて風邪を予防する効果があります。ビタミンB1と結びつくと、疲労回復や体力強化にも効果が期待できます。
βカロテン
βカロテンは活性酸素から身体を守る抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。また、皮膚や目の粘膜を丈夫にし、肌を健康的に保つ効果が期待できます。
ビタミンC
ビタミンCは、体内で皮膚や腱、軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質・コラーゲンの生成に必須な成分です。また抗酸化作用があり、生体内でビタミンEと協力して活性酸素を除去し、細胞を保護してくれます。
カリウム
カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があり、高血圧のリスクを低減できる効果があります。高血圧を原因としない脳卒中についても低減されるといわれています。
葉酸
葉酸は水溶性のビタミンB群のひとつ。ビタミンB12とともに赤血球の生産を助け、貧血を予防する効果が期待できます。胎児の成長にも欠かせない栄養素です。
一番刈りのニラ
旨味をたっぷりと蓄え成長したニラをそのシーズンに一番はじめに刈ったニラのことをいいます。葉が幅広でやわらかく肉厚で、軸が太く、ほのかな甘みがあるニラのなかの上等品です。
市場に出回るパッケージ等には一番刈りとの記載はありませんが、ぜひ味わっていただきたい逸品です。